以前書いた、『真っ黒な雲の切れ間から一筋の光』が差してきたように感じた時の話です。
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実は『一筋の光が見えた』きっかけのようなことがありました。
一つは父に自分の思いをぶつけた事。
夕方、犬の散歩へ行ったときに、ちょっとトラブルがありました。
今思えば、うちの犬への妬みなのですが、うちの犬が褒められるのが気に入らず、物凄い剣幕で言いがかりを付けてきた飼い主さんがいました。
その件で、わたし自身が追い込まれてしまい、妻が仕事から帰るころにはイライラが抑えられなくなっていました。
そこで妻と口論になり、妻の一言から「親父に文句言ってくる」と車に乗って実家へ一人向かいました。後から、妻も心配して実家へ来てくれました。
わたしは、泣きながら、父へ子供の頃からの不満をぶちまけました。
まだまだ言いたいことがあったのですが、父が、「明日仕事早いからもういいだろ」と言われ帰宅しました。
何となく中途半端だったけど、子供の頃から溜め込んだことが言えたので、ちょっとスッキリしたのを覚えています。
その日の夜、おかしな夢を見ました。
広い御堂の中に、亡くなった弟が布団に寝かされています。弟を挟んでわたしと、尼さんのような方が居ました。
尼さんはわたしに「この人はもう亡くなったんだから、受け入れなさい」と言います。
わたしは泣きながら、首を横に振りました。
するとその尼さんは立ち上がってスーッと奥へ歩いていきます。
今度は別の尼さんが出てきて、同じように言われます。
でも、わたしは同じように、首を横に振りました。
それが何度か繰り返されたときに、目が覚めました。
おかしな夢を見たな…。
翌日だったと思います。
今度はわたしが山奥の細い山道を登っている夢でした。
歩いてカーブを曲がると、笠をかぶった修行僧のような方が立っていました。
「これ以上先へ行ってはいけない。帰れなくなる」と言われました。
なので引き返そうとしたところで目が覚めました。
今日もおかしな夢を見たな…そう思ったのですが、
その日から、何だかちょっとスッキリした気分で『一筋の光』が差しているように感じました。
当時のわたしを苦しめていたモヤモヤの中の一つは「父との事」。もう一つは「亡くなった弟の事」でした。
その父に、言えなかった気持ちを少しでも言えた事。
それと、「弟に何かしてあげられなかったのか」と言う気持ちが常にあったので、あの夢が何かのメッセージだったのかもしれません。
だからモヤモヤから『一筋の光』が見えたように感じたのだと思います。
そこで、「治った」って思ってしまったのが、まずかったわけですが…。
その頃に、『自分と向き合う為のノート』を知っていたらどうだったのかな…なんて思いますが、たぶん、あの頃のわたしでは、机に向かってノートに書くなんて作業は無理だったでしょう。それ位状態は悪かったです。
随分前の事なのに、鮮明に覚えている不思議な夢の話でした。
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