先週、仕事を辞めました。
いろいろと悩みましたが、やはり仕事へ行くことが恐怖でしかなく、これ以上続けるのは…休職を終えて職場へ戻るのは厳しかった…。
仕事を辞めると決めたら、気持ちが随分と軽くなりました。
上司へ電話で退職したい旨を伝える際は緊張しました(吐きそうなくらい…)。
電話するにも、妻に台本を書いてもらわなければできないほどでした…(情けない)。でも、退職の手続きへ向かう日は、少し不安はあったものの、それまでが嘘のように気持ちが楽でした。
仕事を辞める決断をしたちょっと前。
今回の休職の原因の一つである腰痛が再度悪化していました。
「ずいぶん楽になってきたかな」と思っていた矢先に、腰を曲げたら痛みが激しくなりました…。
腰が曲がったまま伸ばすのが辛い…。
寝ていても座っていても…痛い。
腰痛は、昨年の夏…夏になる前位だったかな。
同じように腰が痛くて、腰が伸ばせなくなりました。
整形を受診すると『腰椎椎間板ヘルニア』との診断。
ですが医師からは、「今すぐ手術が必要と言うわけでもないから、痛み止めを飲んで騙し騙し仕事するしかないね」と言われ、言われた通り騙し騙し仕事していました。
痛み止めを飲んでも痛みは変わらず…それでも日中は多少痛み止めが効いていたのかも知れませんが、日中立っているだけでも辛い日も多々ありました。
夕方になると痛みが強くなり辛い日も多かったです。
整形のリハビリには仕事があれば行けず…しかも予約制との事。
その為、仕事終わりに昔からお世話になっている接骨院へ通っていました。
でも、接骨院も定時に上がれれば間に合いますが、定時に上がれなかったり、帰りの道が渋滞していたりで思うように通えませんでした。
そんな中、昨年の11月末に濃厚接触者となり仕事を休んでいるときに腰痛が悪化してしまいました。(この時も、仕事が忙しかったりで1ヶ月位接骨院へ行けずにいました)
今回の鬱は、腰痛の悩みも原因の一つでした。
腰痛が良くなる気配もなく、騙し騙し働くのは本当に不安でした。
それに、同僚に迷惑をかけてしまっている事もしばしばあったので、申し訳ない気持ちで一杯でした。
休職している間も腰痛は、少し楽になったと思うとまた酷くなる状態の繰り返しでした。
腰痛が再度悪化した事も、仕事へ復帰する事への不安要素でした。
介護の仕事…特に、わたしが配属されていた入所者の介護は、「このままでは仕事にならない」と自分を追い込む原因でした。
現在は、妻の同僚の方が教えてくれた整体院へ行ってみたところ、かなり痛みが引きました。
それでも時々まだ痛みが出ることもありますが、生活に支障が出ることもなくなり、おかげで夜も安心して眠れるようになりました。
色々ありましたが…
今は、先日までが嘘のように気持ちが落ち着いています。
今まで何回か、鬱が酷くなって退職しましたが、今回は今までとちょっと違うのかなと感じています。
今までは、辞めた後、鬱が更に酷くなっていたと思います。
ですが今回は、言い方が悪いかもしれませんが『憑き物がとれた』ように、ストンとモヤモヤが晴れました。
時々、仕事の事を思い出しては「もうムリです」と言っていることがありますが…それでも、「あ~また言ってる」くらいで、そこから鬱状態になることはありません。
「腰がもう少し良くなれば、直ぐにでも仕事しよう」そんな風に思えるくらい。
今までなら、そんな風には絶対に思えなかったし、人と会う事に恐怖を感じていたはずです。
でも今は、「何でも出来そう」それくらい気持ちが落ち着いています。
休職中は、「一歩踏み出す勇気が欲しい」と思っていましたが、踏み出したら止まっていた時間が動き出したように感じます。
まずは調子を整えて…今後の事を考えていこうと思います。