先日、カウンセリングに行ってきました。
仕事を辞めてから初めてのカウンセリングでした。
カウンセラーの先生には、メールで仕事を辞めた事などは報告していました。
ですが、どんな経緯で退職まで至ったのかなどをお話しし、現在は気持ちがスッキリしている事などをお話ししました。気持ちがスッキリして、早く仕事がしたいという事も…。
今までだと、「仕事をしたい」と言うよりは「早く仕事しなくちゃ…」と焦っていたように思います。
今は、もっと気持ちに余裕がある感じ…今までと真逆のような…わかりにくいけど、そんな感じです。
ただ、また介護をやりたいのか、別の仕事をしたいのか…そこがまだ答えが出ないという事も伝えました。
だって、介護はずっと色々な考えや思いをもってやって来た仕事だし…そう簡単には…ねぇ…。
その辺も含めて、カウンセリングでお話ししました。
そうしたら、先生から「ここで介護を辞めてしまったら、後で必ず後悔するんじゃない?だったら、これで最後!と思って悔いのないようにやってみたら。色々な事気にしないで、考えないで、悔いのないように!!」そんな風に言われました。
「悔いのないように…」
その言葉が、わたしの背中を強く押してくれたような感じでした。
何だか、やっと許されたような…そんな安心感と、久しぶりに心が『やってやるぞ!』と燃えてきたような感覚がありました。
きっと、この「悔いのないように…」と言うのが、長い間一番欲しかった言葉だったのかも知れません。
今までだと、「仕事をしなきゃ」と焦っているのに加えて、繰り返さない為にと注意点が多くて、それを気にしすぎて墓穴を掘っていました。
だから、「悔いを残さない」どころか、自分の事で精一杯…むしろ「あれはマズイ」「これはマズイ」と振り回されて…自分を封印して…。
挙句は「今までのように仕事してはダメ」と言うアドバイスも、その真意まで辿り着けず…迷走していました。
だからでしょうか…「悔いのないように…」と言われたらホッとしたのは…。
「あぁ…自分のままで仕事していいんだ…自分のままで生きていいんだ…」
そんな感じで、何だか、やっと解放されたような気分でした。
だからと言って、無理しようとか、ガムシャラにやろうとかと言うつもりもないのです。
我慢して自分を閉じ込めなくていいのが、うれしいのです。
そう言ってもらえたようでうれしいのです。
もちろん、生きて行く上では我慢しなくちゃいけない事も沢山あるけどね…。
今までもカウンセリングで、「我慢しなくていい」「自分の気持ちに蓋をしなくていい」と言ってもらいました。
自分なりに理解するには時間がかかりましたが、理解出来た時は気持ちが楽になっていました。
でも、どこかでまだ引っかかると言うか、自分を縛り付ける…閉じ込めているものがあるような感じでいました。
それが、仕事の事だったのかも知れません。
好きな仕事なのに、自分の気持ちに嘘をついて仕事をしていても、やっぱり不完全燃焼で、ストレスがたまる一方でした。
自分の気持ちとは裏腹に、父親をはじめ「そんな仕事…」とか「給料が安い…」とか「もう辞めちゃえば…」なんて周りから言われるたびに、介護の仕事を続けることに罪悪感が生まれてしまい、それが徐々に大きくなって、自分を苦しめていました。
でも、そんな事も吹き飛ばすくらい、今回の「悔いの残らないように…」と言う言葉にはパワーがありました。
いろいろと考えすぎずに、進んでいけそうな気がしています。
悩み事は尽きませんが…。」
それでも、悔いが残らないように…やってみようと思います。
このやる気が消えることの無いようにしたいです。