今日も迷走中!!~鬱と向き合うオジさんの記録~

毎日迷走中のおっさんのブログです。主に鬱病の体験記です。その他、仕事の事、趣味の事などいろいろと書いていきます。

鬱病8年目…色々な思いに振り回される

2度目の社会復帰から4か月が経ち、新年を迎えると、わたしの周りが動き出してきました。

 

自分の中では…

「やっていけるのか?」「大丈夫なのか?」と言う不安と、

「もっとやれるはず…」と言う気持ちに毎日振り回されていました。

そして、主治医からのアドバイス「無視しすぎない」「今までのような仕事の仕方ではダメ」と言う言葉が、さらにわたしを空回りさせていきました。

   

 

そんな状態で新年を迎えると、「主任をやらないか?」と言う話が出てきました。

「自分の頑張りを認めてもらえたのかな…」と少し嬉しくもありましたが、現状では毎日が精一杯。

そして、自分自身がまだまだ、病気をどう理解して、自分をどうコントロールすべきなのかなど、どうしたらいいのか分からず…

主任を引き受けるなんて無理だったので断りました。

 

どうやら、当時主任をされていた方が体調を崩されていたらしく、フォローして2人でやって欲しいと言う理由もあったようです。

その為、3月くらいまでの間、何度も「主任をやらないか?」と言う打診がありましたが、その都度、お断りさせてもらいました。

 

 

その後、体調不良を理由に主任が降りたため、スタッフの中から5名ほど声がかかり、主任業務を分担して行うことになり、そのメンバーに入ることとなりました。

「みんなでフォローするから」と言われて…。

 

 

 

そんな体制でスタートしましたが…

わたしは、何故か送迎の担当となりました。

仕事は主に、送迎表の作成やスケジュール管理。あとは新規利用者さんの送迎ルートの調整やら送迎、利用者さんの情報管理などなど…。

まだ伺った事のない利用者宅もいくつもあったのに…。

  

 

 

蓋を開けてみると…5名の中で、割り当てられた仕事を『やる人』と『やらない人』に分かれていきました。

中には「自分でこの業務をやってみたい」と自分から引き受けたのに。1ヶ月も経たないうちに「自分には向いていない」と投げ出す人までいました。

その人が、以前の職場で仕事を丸投げしてきた主任と被って見えてしまい、さらに、その人は、わたしが担当する送迎の事がやりたいようで、何かとチョッカイを出してくるようになり、体調もいまいちの中、ストレスがどんどん溜まっていきました。

 

 

送迎の担当はリーダーのわたし以外に、4名ほどいました。

そのメンバーに仕事を振って進めていくようにしましたが、一人調子のいいスタッフが居て、「自分は何でも分かっている」と他のメンバーに間違った情報を次々に流していくため、混乱を招き、そのしわ寄せが、わたしに回ってくるのでした。

   

 

 

それでも、他部署にも協力を仰ぎ、何とか新しい送迎システムを作っていきましたが、この年の秋くらいには、また鬱症状が出始めて、主治医からストップが掛かりました。

   

 

 

幸か不幸か…休職するまでではなく、主任業務分担したメンバーから外してもらうことになりました。

主任業務分担メンバーも、退職者やわたしが抜けたりしたこともあって、メンバーが少なくなり機能しなくなっていきました。

そして、他部署の主任が異動してきました。

 

 

わたし自身はと言うと、時々、仕事中に強い胸の痛みがでていました。

   

 

その為、漢方薬以外に、「胸の痛みが出た時に飲みなさい」と新しい薬を処方してもらい、お守り代わりに持っていました。

酷いときには動けなくなるほどの胸が痛くなることもありました。

仕事中に胸の痛みが出ても、同僚には気づかれないように誤魔化しながら、トイレに行くふりをしてロッカーで薬を飲んでいました。

何となく、胸の痛みがバレてはいけないような気がして、無理していました。

 

また、あまり良く眠れなくもなっていましたし、通勤中はモヤモヤ・イライラが特にひどく、運転しながらブツブツと独り言を言っていました。

また、犬の散歩に出かけても、ブツブツ独り言を言っていました。

   

 

今思えば、「これは…ダメでしょ」って判断できますが、当時はそこまで深刻に考えていませんでした。何とか仕事辞めずに続けていけるって…。

 

 

 

鬱が原因で主任業務分担メンバーを外れると、施設側から「毎週カウンセラーが来ているから、よかったら話を聞いてみたら?」と勧められました。

   

 

少し抵抗がありました。

でも当時はもう、心療内科でのカウンセリングは殆ど受けていませんでした。

理由は「一人で何とかできそうだから、困ったことがあったら来てください」と言われていた事。

毎度同じ話の繰り返しの印象が強かった事。

後は…金銭的な事も考えてと言う理由もありました。

その為、「何かのヒントがつかめたら…」と思い、職場でのカウンセリングを受けてみました。

 

 

 

この年、職場でのカウンセリングを受けたことが、後のわたしには、鬱と向き合う大きなきっかけとなって行くのですが…それはまだまだ先の事です。

この年はまだまだ、欝々とした状態から抜け出せず、毎日何とか出勤するだけの毎日でした。

そんな中、この年の最後に「自転車で遠くへ行きたい」と言う思いからロードバイクを購入しました。

 

ロードバイクに乗るようになり、少しストレスが発散できるようになりました。

ロードバイクに乗る時間がとれている間はよかったのですが…。

その辺はまた、鬱病9年目で書きたいと思います。