鬱になると自信がなくなります。
「どうして自信がなくなるのか?」わたしなりに考えてみるみました。
わたしの場合は、モヤモヤと大きな不安に襲われている時に「お前なもうダメだ」「昼間から仕事もしないで」と自分を否定する声が、頭の中で聞こえていました。
鬱になった事で、自分が社会のレールから外れてしまったと強く感じているから、頭の中で聞こえている『自分を否定してくるような言葉』のダメージが大きいんです。
最悪の状態から少し動けるようになると、「自分は大丈夫」と思いたいから、何かをやってみようとします。
でも、本人は気付かないけど頭の中の配線がグチャグチャな感じなんです。今まで簡単に出来ていた事も失敗するから、さらに落ち込むんです。
そんな事を繰り返すから、どんどん自分を追い込んで、自己否定が強くなっていく感じです。
だから、自分に自信がなくなるのだと思うんです。
「自己否定が強なり、自信が持てない」状態だから、自分の必要性を感じられなくなって、死にたくなるのかな…そんな風に思います。
だって、今年の1月中旬くらいまで、わたしはそんな状態だったから。
話は変わりますが、先月から医師の許可も下り、就職活動をしています。
カウンセリングで「悔いの残らないように」と先生に言って頂いた事もあるけど、どうして わたしは介護の仕事に拘るのでしょうか?
自分でわかっているようで、はっきりしていなかったのかな…と思うんです。
その辺りを最近、考える機会がありました。
わたしが「悔いの残らない」と思えるのはどういうことだろう?
「自分の介護観と近い人たちと働きたい」と言う気持ちもありますが、一番は「自分の経験や特技を活かしたい」と言うところなんです。
では、なぜ自分を活かせる職場を希望するのだろう…そんな風に考えてみると、『自信を取り戻したいから』なのかなと思うんです。
昨年は『自信を取り戻す』事を意識していました。
本当に自信がなかったから…。
それまでは、「鬱状態から何とか抜け出したい」「もう鬱になりたくない」そんな思いが強かった。
だから「こうした方がいいよ」と言う情報に振り回されて、自分を見失っていた様に思うんです。
「こうした方がいいよ」と言う情報をストレートに受け止めているだけで、自分が理解できる形まで咀嚼して取り入れようとしていなかったから振り回されていたのでしょう。
主治医から「仕事は今までみたいにやっちゃだめですよ」と言われたからって、今まで自分がしてきた仕事を全否定していたような気がします。
本当はそういう意味じゃない事に気付けずに…。
そこに気付けたから…そして、自分の一番の味方になる為に、自信をつけるために、今までやってきた事を、もう一度やってみる事にしたんです。
そうしたら…「今まで随分頑張ってきたんだな」と自分を少しずつ認められるようになったんです。
わたしが「悔いが残っている」のはここなんだと思います。
自分が必死になってやってきた事を、自分が認めてあげなかったところ。
必死にやってきた自分を、置き忘れてきたのだと思うんです。
1月に辞めた職場で、「もっと自分を活かせる環境で働きたい」とずっと思っていたのも正にそこなんだと思いました。
置き忘れた自分を回収できる場所がなかった…。
「新しい事にチャレンジしてみたい」そんな気持ちもあります。
でも、一歩踏み込めないのは、悔いが残っているからなんだと思います。
置き忘れてきた自分を回収できたとき、また一歩自分自身に戻れるような気がしています。
だから、良い職場とご縁があるように、もう少し足掻いてみようと思います。
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