何となく、何をするにも二の足を踏んでしまう癖が治りません。
でも、やってみると「意外とやれるじゃん」って感じる事が、最近は多いです。
とくに、ボランティアで施設の仕事をさせて頂いていると、そう感じます。
そんな中、最近ふとこんな風に感じました。
「今、自分がアレコレとやれている事は、今までの積み重ねなんだな」って。
どうしても忘れがちだけど、鬱で仕事ができなかった時期もあったけど、22~23歳の頃からずっとやって来た仕事だから、その経験が自分の中に残っているんですよね。
忘れがちと言うか…要は自信がないんです。
鬱を繰り返しす度に自信がなくなりました。
当たり前にやっていたことが出来なくなったり、分からなくなったり…その度に谷底へ突き落される様な感覚でした。
もともと、自分に自信があった事ってないのかも知れません。
子供の頃から誉められることってなかったように記憶しています。
できて当たり前で…父親の要望通りにできないと、「何やってんだ」と怒られるし、自分の得意な事は「そんな事で来たって仕様がない」と言われてきたから…。
そして、同い年のいとこと毎日比較されては、「お前はダメだ」と言われてきたから…。
自分が満たされるよりも、父親の顔色をうかがいながら、ミスの無いように石橋を叩いて叩いて…そんな事ばかり気にして生きてきました。
だから、何をしても自信を持つことができなかった…「自分は何をやってもダメ」と言う思考にしかならなかったんです。
人の顔色と、自分のダメなところばかりが気になるようになってしまいました。
若い頃は、虚勢を張る事で自信がない事を隠していたような気がします。
勢いだけで何とかしていたようなw
だから余計に、自分には何も残っていないように感じていました。
気持ちはね、「あんな事やってみたい」「こんな風にやってみたい」って思っているのだけど、その気持ちが前に進もうとすると、両足をつかんで離さない自信の無い自分もいるんです。
きっと周りの人もモドカシイと思うけど、自分もモドカシイんです。
それでも、少しずつでも自分を変えたいと思ってやっています。
「これが自分のペースなんだ」と思いながら。
そうしたら、「今、自分がアレコレとやれている事は、今までの積み重ねなんだな」と思えるようになりました。
これって、わたしにとっては大きな変化だと思います。
少しずつでも、過去の自分を認めることができるようになったのかな…って。
ただ、まだ苦手な事もあります。
それは、誉めてもらう事。認めてもらう事。
このところ、そういう場面が何度かありました。
でも、どうしても「そんな事ないですよ」って素直に受け止められない。
そんな事ないと思う理由を並べてしまう…。
自分のダメなところばかりに目が行っていたから、そう言われると何だか恥ずかしいんです。
もっと素直に受け入れられたら、また少し変われるのかも知れないケド…。
誉めてもらったり、認めてもらったら、まずは「ありがとうございます。」って言うようにして見ようかな…。
そうしないと、言ってくれた方も甲斐がないですよね。
少しずつですが、自分が良い方向へ変化していると思います。
焦らずゆっくりと、このまますすんでいけたらいいなぁ。
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