今日も迷走中!!~鬱と向き合うオジさんの記録~

毎日迷走中のおっさんのブログです。主に鬱病の体験記です。その他、仕事の事、趣味の事などいろいろと書いていきます。

調子が悪い時

調子が悪い時、説明しても分かって貰えないんじゃないかと不安になります。

私が調子が悪くなってくると、最初はだんだんと朝起きるのが辛くなります。身体が鉛になった様に重くて、目覚ましがなっても起き上がれず、10分づつとか延長し続けて、時間ギリギリに何とか起きてくる感じです。あと、がぎゅーっと痛くなり、酷いときは痛みが治まるまで動けなくなります。

             

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起きてからも、頭と身体が別物の様で、なかなか次の行動に移せくなります。頭では分かっているものの、行動に移せず、時間ばかり経っていく感じです。例えるなら『明○のジョー』の最終回「真っ白に燃え尽きた」みたいな感じです。

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本当はこの状態で休めればいいのですが、「起きられません、動けません」じゃわかって貰えないと思うので、何とか出勤します。(出勤途中や昼休みに栄養ドリンクやその類の錠剤を飲むのが欠かせなくなります。。←これが悪循環。自分で自分を追い込んでます。止めましょう!)

 

こんな状態でしばらく騙し騙し出勤するのですが、だんだんと色々な症状が出てきます。

  • 呼吸がしにくくなる(大げさと思われるかもですが、呼吸の仕方が分からない感じです。)
  • 不安とイライラが増してくる。
  • ため息、独り言が増えてくる。
  • 夜眠れなくなる。
  • 幻聴(ずっと嫌なことをささやかれている感じ)
  • 急に涙があふれ出し、泣き崩れてしまう。
  • 恐怖で玄関から出られない。

思いつくだけでもこれくらいあります。

最近は影響されなくなりましたが、話し相手がマイナスな話ばかりすると、引っ張られるように鬱状態が悪化していったり、台風や梅雨時など、気圧の影響を受けることもありました。

 

TVなんかで「最近鬱っぽくて…」なんてインタビュー受けている人を見ると「そんな風に言えてるうちは大したことない」って、「鬱ってそんなもんじゃないよ!!」って気持ちにもなります。

 

一番つらいのは、自分の状態を分かってもらえない事。病気になったころは家族にもなかなか理解してもらえず、不謹慎ですが「骨折してギプス巻いているくらい、周りにこの辛さを分かってもらえたら楽なのに…」とよく思っていました。

 

みんな理解してくれているように見えますが、やっぱり こちらの状態やら思いやらはほとんど伝わらないな…というのが正直なところです。

わたしの調子の悪いときは、頭の中で順序立てて作業していても、途中で何だかわからなくなる様な…頭の中の配線がめちゃくちゃに接続されてしまっているような…そんな風に感じます。だから、伝えたいことも、一生懸命に話しているつもりでも、上手く話しができていないのかな…と思います。それと、どうしても頭が負のほうに向いているので、相手は良かれと思っていってくれた言葉に、酷くショックを受けることもあります。ホント頭の配線がめちゃくちゃな感じです。(あとになって「あ、心配してくれていたんだ」って気づくのですが、相手を気づ付けてしまってますよね…すみません。冷静になれた時居た堪れない気持ちになります。)

 

もし、周りに私と同じように苦しんでいる方がいらっしゃれば、まずは話を聞いてあげてください。(大変だと思いますが…時間をかけて聞いてあげてください。)

一生懸命話しても、たぶん本人は思っている以上に上手く話せない事が多いと思います。(上手く伝えられないから、なお苦しいんです)

愚痴ばかりだったり、話が分からなかったとしても、「自分の辛さがわかってもらえる」人が居てくれると思えるだけでも、わたしは随分と救われました。

 

なので、長い事迷惑をかけっぱなしですが、妻には本当に感謝しています。

そして両親、義理の両親と、友人たちにも感謝の気持ちでいっぱいです。