鬱になってからと言うもの、家を出るのが本当に怖くなりました。
以前にも似たようなこと書いていますが…
そちらの記事も読んでみてください。↓↓↓
何だか、「アイツ、頭おかしいぞ」と会う人会う人そう言っているような気がしていました。
冷静に考えれば、自分が鬱だなんて分かる訳ないのですが、「もう自分が鬱だってことを知らない人はいない」そんな風に思い込んでいました。
だから、犬の散歩に行くにも、カーテンの隙間から近所の様子を見て、誰もいないのを見計らって出かけたりして…。
あと、日中は「アイツは鬱で仕事もしていない」と思われていると感じて、家の中で息を殺していました。
電話がかかってくるのも怖いし、留守電のランプが点滅しているのも怖かった。
とにかく誰かに会えば、自分が責められるような気がして、人と接点を持たないようにしていました。
そんな状態にも波があって、気にはなるけど外に出られる時もありました。
でも大概、調子の悪いときに限って、誰かに会わなければならない用事ができるんです。
そして、ガクンと調子を崩すんです。
そんな状態を説明してもわかって貰えない辛さ…。
上手く説明出来ないもどかしさ…。
カウンセリングで色々と取り組む中で、少しずつ外出も苦にならなくなりました。
そして、今は全く問題ないです。
(気を使って疲れるので、基本は人に会うのは苦手ですw)
あの頃は本当に辛かった…と言ってもそんなに昔の事ではないのですがw
今のわたしが思う事。
人に会うのが怖くって、外に出るのが怖くって…。
そんな風に感じているときは「何でこんなつらい思いをしなきゃならないんだ」って思っていました。
「何で…何でこんなことになったんだろう…」
「何で…わたしなんだろう」
そんな気持ちばかりで悲観していました。
でも、そんな状態になっているのは、
「無理しすぎだよ…」
「休まないと駄目だよ…」
「自分の気持ちに嘘をついているよ」
「体を休めて、自分を見つめ直して…」
そんな事を、わたし自身が言っていたのかもしれません。
そして、無茶をする わたしを止めようとしていたのだと思います。
そのことに気付くまでに、わたしは10年以上もかかってしまった訳ですが…。
長い事、鬱と闘ってきたわたしも、以前に比べると随分と楽に暮らせています。
でも、まだまだ、無理もしているし、モヤモヤも少しずつ見え隠れしています。
まだ、分かったつもりになっている事も多いのかもしれません。
もっと、自分を見つめていかないとですね。