今日も迷走中!!~鬱と向き合うオジさんの記録~

毎日迷走中のおっさんのブログです。主に鬱病の体験記です。その他、仕事の事、趣味の事などいろいろと書いていきます。

悪いイメージに向かう自分を踏みとどまらせる、わたしの方法

最近は全くなくなりましたが、以前はこんな症状にも悩まされていました。

 

それは、何をしていても、一人で行動している時に事故などで自分が亡くなるイメージが頭を過るのです。

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例えば、自動車を運転していると、急にハンドルを切って自ら事故を起こす映像であったり、高い鉄塔やビルから飛び降りる映像であったり…。

実際に行動に起こすことはありませんでした。

でも、イメージ通りの事が起これば「楽になれる…楽になりたい」と心のどこかで思っている自分も居ました。

ある意味、そうしたことをイメージするのが癖になっていたのかもしれません。

だから、通勤が特に疲れるし、気が滅入りました。

 

 

そんなわたしを止めるすべが一つだけありました。

 

それは、母に泣かれたことを思い出すことでした。

 

鬱になって1年目だったか、2年目だったか…

生きているのが辛くて辛くて…

そんな気持ちを母に電話で話したことがありました。

その時、母に泣かれてしまいました。

 



このことを思い出すと、生きていることが辛くて、衝動的に家を飛び出したとしても、踏みとどまることができました。

 

 

今までに、衝動的に家を飛び出したことは何度かありました…。  

 

そんな時は、頭の中でマイナスな事が渦を巻いていました。

 

 

怒りやら、絶望やら…自分で自分をコントロールできなくなりました。

そうなると、何を言われても、頭に入りません。

ただただ、自分が責められているような…そんな風にしか思えないんです。

 

そんな状態で家を飛び出して、どこへ向かうのか何て考える余裕もなく、ただひたすら死に場所を求めて、フラフラと歩いているような感じです。

 



でも、そんな状態でも、ふと少しだけ我に返るような時がありました。

そんな時、決まって母の事が頭を過りました。

 

「また母を泣かせてしまう…」と思うと、少しずつ落ち着きを取り戻せました。

 

これが、わたしが最後の一歩を踏みとどまる唯一の方法でした。

 

最後の一歩を踏みとどまらせてくれたこと。

本当に感謝しています。