いままで4~5回くらいあったかな…。
何となく不思議な出来事として覚えていることがあります。
背負っているカバンの金具が外れて、カバンが落ちるんです。
そんなことが初めてあったのが、実家での事。
弟が亡くなったばかりの頃の事です。
何となく実家の玄関先で、お線香の香りを強く感じました。
実家に入って、弟の仏壇に手を合わせた瞬間に…
スルッと肩にかけていたカバンが落ちました。
見ると、カバンとカバンのベルトを繋ぐ金具(ナスカン)が外れていました。
「???」
これって自然とはずれないでしょ???
その後、友人と遊んでいるときに、弟の話になった時、また同じように金具(ナスカン)が外れてカバンが床に落ちました。
「弟が何か伝えたいことがあったのかな…」
何となくそんな風に感じました。
何かは分からないけど…。
それから数年後…。
今度は別のカバンでも同じことがありました。
確か、犬の散歩中にもありました。
その度に、弟の事が頭を過りました。
何となく「あぁ…弟に心配かけてるのかな…」なんて。
最近は…全くなくなってしまいましたけどね。
弟が亡くなってからは、「弟の分まで頑張らなきゃ…」と言う気持ちばかりでした。
なんだか、そんな気持ちで頑張るしか、弟にしてやれることがもうない気がして…。
最近はその辺の考え方も変わってきて…
「弟が安心してくれるように、自分の人生を楽しもう!」って思っています。
どこかで、またカバンが落ちて、弟を感じられる日が来るといいなぁ…。