今日も迷走中!!~鬱と向き合うオジさんの記録~

毎日迷走中のおっさんのブログです。主に鬱病の体験記です。その他、仕事の事、趣味の事などいろいろと書いていきます。

症状じゃなくて原因に目を向ける

一か月以上続いた咳も、漸く落ち着いてきました。

なかなかブログを更新できない中、「ブログに書きたいな…」と思う事が浮かんでは消え浮かんでは消え…。

 

そんな中で、最近よく考えていた事を今回は書いてみようと思います。

 

冒頭にも書きましたが、一か月以上咳が続いていました。

辛いので、どうしても「咳がでる」と言う症状にばかり気持ちが行ってしまい、「何とか咳を止めたい」と思ってしまいます。

実際、市販の咳止め薬を何度買いに行った事か…。



でも、咳が出るのには原因があるんですよね。

受診してみると、わたしの場合は『気管支炎』との事でした。

 

目立つ症状ばかりを何とか消し去ろうとしても、咳の『原因』を何とかしないと良くならないという事だと思います。

 

 

ここからは長い事、介護に携わってきた経験から感じ、大切にしてきた考えです。

まぁ賛否あるかと思いますが…

 

介護の現場で働いていると『問題行動』と言う言葉を耳にします。

例えば、認知症の方に見られる徘徊や見当識障害、暴力行為だったり、弄便、異食などについて、そんな風に呼んだりします。



『問題行動』について話し合うときに、『認知症』だからと考えてしまうと、そこで手詰まりになってしまいます。

 

そんな時わたしは、『認知症』であるという事は無しにして、『自分だったら、どんな時にあんな行動をするかな?』と考えるようにしています。

すると、「もしかしたら、これが原因かもしれない」という事が見えてくるのです。

自分が感じた問題点があっていれば、どんなアプローチをしたらいいのかも見えてきます。

抱えている問題が解消されていくと、『問題行動』も落ち着いてくる事が多いです。

 

 

これって、鬱で苦しんでいた自分にも当てはまる事で…

鬱症状って、本当に辛いですよね。

鬱になった当初は、鬱になった自分が信じられなかった。

そして、しばらくの間(何年もかかってしまいましたが…)は自分を苦しめる鬱症状を「何とか軽くしたい、治したい」そんな考えばかりでした。

 

これって、先ほどお話しした「咳が止まらない」であったり、「問題行動」であったりを取り除こうとしていたのと同じなんですよね。

 

本当にやらなければいけなかったのは、鬱になった原因を見つけて、そこを改善していく事だったんです。

大まかに言えば、鬱になった原因は自分を大切にしてこなかった事…自分を無視し続けてきた事でした。

まだまだ上手くできていないところもあるけど、自分を大切にするようにして、自分の気持ちを大切にするようにしてみたら、鬱症状は出なくなっていきました。

 

「咳が止まらない」ことも「問題行動」も「鬱症状」も、「原因があるよ」と言うサインだと考えたら分かり易いのかな。

 

鬱症状ってホントに辛いから、なかなか『原因』を見つけようってところまで行かないと思います。何よりそんな気力が湧かないですよね。『原因』が見つかっても、わたしの場合はなかなか素直に受け止められなかったので、簡単な事ではないのかも知れません。

でも、『原因』を向き合うようになってからは、症状と向き合っていた頃よりも楽になって行きました。

 

わたしの場合はカウンセラーとの出会いが大きくて、『原因』と向き合うキッカケとなりました。

このブログでは分かりにくいかも知れませんが、どなたかのキッカケになれたらいいなぁと思っています。

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心身共に弱っている…ようです。

。前回の記事でも書きましたが、ここ1ヶ月くらい体調が悪いです。

気管支炎との診断がありましたが、受診する前よりも落ち着いてはきましたが、薬を飲んでもなかなか咳が止まりません。

 

8月に現在の職場で採用して頂いてから、普段の業務の他にドドドッと一気に色々な仕事が舞い込んできて、時々体調崩して休んだりしましたが、何とか乗り切れたのかな…と思いますが、その疲れがなかなか抜けない状態です。

 

これも前回書きましたが、ほんの少し、鬱が顔を見せました。

モヤモヤ…ではなく心がソワソワした感じが止まらない…そんな感じでした。

職場にもご理解いただいて、早退して心療内科を受診できた事、うちに帰ってからノートに気持ちを書き出せたことで、その日以降落ち着いています。

 

身体が疲れている、体調が悪いからなのか、最近は考え方が少しずつ後ろ向きになっています。

気付くと「もうダメだ…。」と言っていることもあったり。

 

何が「ダメなのか…」

 

考えているのは、「もう介護の現場で働くのは自分には厳しいんじゃないか…」という事。

 

介護の仕事はとても楽しいし、だからこそ、色々な事があってもナンダカンダでここまで続けてきたわけです。

 

もちろん、今も介護の仕事は楽しいです。

 

ただ、直ぐに体調を崩したり、「もう大丈夫かな」と思っても鬱が顔を出してきたりすると、どうしても弱気になってきてしまいます。

 

当たり前だけど、待ったなしで毎日がやってくるから、どうしても焦りがでてさらに弱気になっているような気がします。

早く体調を戻さなくちゃ…

早くメンタルを整えなきゃ…

早く仕事ができるようにならなきゃ…

後回しにしていた事もやらなくちゃ…

そんな風に焦っています。

 

それと同時に

自転車乗りたいなぁ…

ギター弾けるようになりたいなぁ…

神社に行きたいなぁ…

家庭菜園の事もやりたいなぁ…

運動したいなぁ…

って言う思いも出てきます。

 

きっと自分の心への栄養というか…そんなものが不足しているのかも知れません。

 

でも、どうしても、毎日に追われていると中々時間が作れないし、今はその前に身体が動かない…。

 

今は、気を抜くとすぐに寝てしまうので…それくらい疲れているのだと思います。

 

やっぱり、しっかりと睡眠をとらないと駄目ですね。

 

鬱の事が頭から消えていたから、どこか安心していたのかも知れないです。

でも鬱が顔を出したという事は、どこかで自分を無視していたという事。

だから自分と向き合う時間も、意識して作っていった方がいいのかな…と思います。

 

今は心と身体を回復させることを第一に考えようと思います。

後ろ向きになってしまっている気持ちが、もう一度前を向いて一歩踏み出せるように…。

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体調不良の中で気づいた事

忙しかったり、体調崩したりで、なかなかブログの更新ができませんでした。

 

ブログが更新できない期間、色々な事があり、色々と葛藤がありました。

 

前回のブログではこんな記事を書きましたが…

ossanmeisocyu.hatenablog.com

 

うん

確かに今の働き方は自分の性格に合っているのだと思う。

だけど、今の体調、体力にはちょっとハードだったみたいです。

 

今月の初旬に、現在勤めている通所介護施設のイベントがありました。

その担当メンバーの一人だった為、準備などなどで大忙しだったわけですが、先月下旬頃にクシャミと鼻水が止まらなくなりました。

わたしは昔から金木犀の香りに弱く、あの香りがしてくると芳香剤でもクシャミや鼻水が止まらなくなるので、「きっとそのせいだ」と思っていました。

ところが…そこから喉が痛くなり、咳が止まらなくなりました。

コロナもインフルエンザも陰性だったのですが、熱も少し出たりして仕事を休みました。

熱が下がっても咳がなかなか止まりませんでした。

そんな時…今月に入ってすぐの事です。

その日は仕事はお休みでした。

夕飯を食べた後に胸の辺りがソワソワした感じがありました。

「あれ…これって鬱が出てくる時の感じに似ているな…」

そんな風に思いつつ、早めに寝る事にしました。

ところが、翌朝もソワソワした感じがありました。

おまけにちょっと体に力が入らない…。

そんな様子を察知した妻が「今日は休んだほうがいいよ」と言ってくれました。

自分でも『無理すれば行ける…でもいままでそれで取り返しのつかないことになってたよな…』と葛藤していました。

洗面所で身支度をしていた時、何だか力が入らなくなり、しゃがみ込みました。

その時に『あぁこれは危険だな』と感じ、その日は早退させてもらって、久しぶりに心療内科へいきました。

先生からは「2週間くらい休んだほうがいい」とも言われましたが、イベントが近くて忙しいので休めないと話し、何かあったらすぐに受診するように言われました。

 

その日早退して心療内科へ行き、落ち着いてからノートに書きだしたりしてみることができたから…早めに対処できたおかげで、鬱の初期症状はその日だけで消えてくれました。

 

そういえば…受診した前日の朝の事です。

耳元で名前を呼ばれたような気がして起きました。

もしかしたら、それも「そろそろ危ないよ」って言う警告だったのかも知れないですね。

 

咳の方はと言うと、イベントの一週間前にドラッグストアで咳止めの薬をかって徐々に落ち着いてきていましたが…

イベントが終わって1週間経った頃…先週末ですね。

気が抜けたのか、落ち着いてきていた咳がまたぶり返してしまいました。

あまりにも咳が止まらず、今日はまた早退させてもらって受診してきました。

気管支炎…との事ですが、「(処方された)薬を飲み切っても症状が改善されなかったら色々と検査しましょう」と言われましたが、何とか治って欲しいものです。

 

今回の体調不良の数々を経て色々考えた訳ですが、やっぱり体調を崩さないようにもっと自分を管理できなくてはいけないですよね。

イベントの担当になった当初は、「与えられた仕事をがんばろう」と思っていました。

ところが諸事情により担当者のひとりが、殆ど話し合いや準備に入れなくなったり、あとから予定外の事が増えてきたりで「与えられた仕事をがんばろう」とだけ言えなくなっていきました。

 

そんな中で、以前にも悩み自分を苦しめていた『周りが見えすぎてしまう』スイッチが入ってしまったような感じでした。

「あぁ…やりすぎかな」

なんて思いつつも、イベント開催日が近づくほど『周りが見えすぎちゃう』事のアクセルを無意識に踏んで行ったような感じがします。

気付けばイベントまで自分の事は我慢しようと言う考えになっていました。

 

そんな状況に「どうしたらいいのかな…?」と悩みました。

自分なりに出した答えはこんな感じです。

  1. 「この仕事終わるまでガマン」って思考を辞める。
  2. もっと声を出して。声を掛けて。自分の考えを伝える。
  3. 自分がリーダーシップとってもいいんじゃない?大変だけど。
  4. やっぱり毎日の切り替えは大事。
  5. 断る事は大事。もっと自分を大切にしていいんじゃない。

 

こんな感じかな。

1については、なんだか途中で気づいたんですよね…自分のやりたい事だったり休息だったりを先送りしないで、優先するようにしようと思います。

これって4や5にも通じるところで、仕事とプライベートの切り替えがまだまだ下手というか、ついつい忘れちゃうんですよね。

2と3も同じようなことで、どこかで自分が先頭に立つことって引いちゃうんです。でも、それが逆に仕事を複雑にしているような気もしたので、もっと自信をもってやれたらいいのかな…なんて思いました。

最後に5番目の断る事。

自分では無理な事は断っているつもりなのですが、どうも押し切られちゃうことが多いような気がします。

そして…押し切ってくる人に限って「断れるようにならないとダメ」何て言ってくるんですけどね。

今回ちょっと鬱症状が出たのも、頼まれ事がぎっしりと溜まってしまった所もあると思います。

あとは、体調悪くて休んだり早退したりで迷惑かけているという罪悪感が自分を追い込む大きな要因かな…と思います。

 

 

断り上手…切り替え上手…コミュニケーション上手になって行かないとですねw

ずーっと同じ事で悩んでいる気もしますがw

まぁ体調を治しつつ、少しずつ意識してやっていこうと思います。

 

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自分に合った働き方

またまた前回の投稿から間が空いてしまいました。

 

毎日忙しいく働けている事はとても有り難い事だなと毎日痛感しております。

そんな毎日の中で感じた事は、『今の働き方が自分には合っているのかな』という事。

もしかしたら、この部分でもモヤモヤしていたのかも知れないと思いました。

 

今の働き方や仕事への向き合い方って、鬱になる以前の働き方と同じだな…と思います。

 

鬱になってから自分の気持ちよりも、『鬱を治したい、繰り返したくない』と言う思いが優先されていたので、主治医やカウンセラーから「今までのような働き方をしてはダメ」と言われた事や、本やネットの情報、人から言われた事などを全てやらなくちゃと思っていたような気がします。

 

でも、その選択が自分を苦しめていたようです。

主治医やカウンセラーから言われた『今までのような働き方をしてはダメ』と言う言葉を「今までの全てがダメ」と極端に捉えていたところがあったと思うし、そう捉えた事で、それまでの自分を自ら否定するような思考になってしまっていました。

 

鬱で苦しんでいた頃の自分を考えると、自分では熟考しているつもりでも、思っている以上に頭が働いていなかったというか、考え方が偏っていました。「0か100」の選択しかできていなかったような気がします。

 

だから、「今までの全てがダメ」と言う結論になってしまった。

 

「180度変わらなくても、ちょっとだけ向きを変えるだけでもいいんじゃないかな」と気付いた時は気持ちが楽になったけど、「働き方を変える」ってどこをどうしていいのか分からずに迷走していました。

 

迷走すればするほど、自分の気持ちとはすれ違って行ったような気がします。

そして…

すれ違えばすれ違うほど…自分の気持ちはどんどん分からなくなっていきました。

 

今年の1月に前の職場を退職するまでの1年弱は、「自分のやってきた事をもう一度やってみよう」と思ってやってみました。

やってみると「まだまだできるじゃん♪」と気持ちが上向きになっていきました。

きっと自分の本心ではやりたかったことだったのだと思います。

自分の仕事に対する考え(介護観)であったり、それまでの経験などに目を向けることでう少しずつ自信が戻ってきたような気がしました。

 

ただ…前の職場では自分の経験、やりたい事、得意な事は需要がなかった。

需要がなかったというよりは、わたしと同僚たちとの仕事への考え方の違いもあり、わたしの『やりた事、得意な事』は必要がないとされているようで、心が満たされることはありませんでした。

 

その頃までの事がトラウマとなっていたのか、現在の職場でもなかなか一歩踏み出せずにいることが多々あります。

「こんなことがやってみたい」「自分も挑戦してみたい」という気持ちの一方で「やっていいの?大丈夫?」「できるの?」と言った気持ちもあり、常に葛藤しています。

 

でも、自分を引き留める気持ちを「えいっ!!」っと振り切ってやってみると、心がすーっとします。そして、気付くと自信につながっているようです。上手くいってもダメでも現在の職場では受け入れてくれるので、そういった意味でも気持ちが満たされてきたのだと思います。

 

ただ…「えいっ!!」っと振り切るまでにちょっと時間がかかることが多いですけどね…。そこは焦らずに「自分のタイミングで!!!」と思うようにしています。

 

少しずつですが自信が戻ってきて、色々と当てにしてもらう事が増えてきました。

今は、当てにしてもらえる事がとても嬉しいです。

もしかしたら…自分はここに居てもいいんだって思えるからかも知れません。

 

 

今までだったら、当てにしてもらっても素直に受け止められなかった…。

それは自分自身がパニック状態だったからかな…と思っています。自信がないし、どんなふうに仕事をしたらいいのか分からないし…だから心に余裕がなかったのだと思います。

 

 

色んな意味でとても気持ちよく仕事させて頂いていますが、どうしても鬱以前に同じように働いていた頃と比べてしまいます。

「あの頃なら、もう少しできたよな…」って。

 

それは体力面…スタミナがないと感じる事が多々あります。

でも、鬱になったのが確か34歳の頃。

現在48歳です。

 

その間、仕事も出来ず…家からも出られない期間が何度もあった事を考えると、体力無くて当たり前なのかな…年齢的にもバリバリ、イキイキと仕事していた30歳前後と比べたら仕方がない事なのかもしれません。

 

もちろんこれから体力を付けていかなければいけないのだけれど、その余裕がないのが現状です。

だから、現状の自分の状態を把握して、スタミナ面も考えなければ…と思っています。

 

当てにしてもらえる事は嬉しいし、自分も楽しいから出来る限りやってみたいと思うけど、どこかで断る事も大事ですよね。

身体を壊して仕事できなくなったら意味がないですもんね…。

 

どこまで引き受けて、どこから断るか…

その辺のさじ加減がなかなか難しいのです…。

 

時間を作って自転車にも乗りたいし、神社にも行ってないな…。

もちろんブログも書きたいしw

 

今は本当に仕事が楽しいけど、自分の楽しみもできるようにしないと心が枯渇してしまうし、そうなってしまうと良い仕事(介護)ができなくなってしまうから、自分の為の時間も確保していかなければと思っています。

 

心のバランスを上手に保てるように、上手に時間を作っていく事がこれからの課題ですね。この辺が、「今までと違う働き方」ってことなのかな…。

 

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メチャクチャ忙しかったんですよ!

今月はなかなかブログが書けませんでした。

 

先週行われた施設の敬老会に向けて、15年ぶりくらいにウクレレを弾くことになりまして…と言ってもコード押さえてポロンポロン弾くだけなのですがw

なにより、今まではギターだったりウクレレだったりを自分一人で弾いて、それに合わせて歌っているだけだったのですが、今回はキーボードの演奏を合わせて…しかもその演奏に合わせてフラダンスを踊る人も居たりして…「これ失敗できないじゃん!!」とビビッて練習の毎日でした。

 

それと同時進行でやらなければいけない事も沢山あったんです。

久しぶりに頭がウニになる程忙しかった…それがブログを掛けなかった言い訳なのですw

 

それでも、当てにしてもらっている事はとても嬉しかったです。

何しろこの数年、当てにされる事なんてなかったので…。

 

同時進行でやらなければならなかった仕事の中に、職場の研修での発表がありました。

随分前から「研修を手伝ってほしい」と言われていましたが、一週間ほど前に「こんな内容の話をして欲しい」と打診がありました…ウクレレ演奏の本番まであと数日という切羽詰まった時でした…。

重なる時は重なるものなのですね…。

 

 

研修でわたしがお話しする内容は「自分と向き合う事」について。

このブログでよく書いている内容なのですが、自分のブログで書くのと研修で話すのとでは、どこまでの事を話していいのかとても悩みました。

前日の夜遅くまで何度も直して…直前まで直していましたw

正直原稿を手にお話ししている時も「こんな内容でいいのかな…」と不安でした。

 

ブログを書いている時と同じで、お話させて頂くとその最中でも「気付き」が沢山ありました。その辺も原稿の合間に挟みながら話していたので、「聞きにくかったんじゃないかな…」と心配でもありました。

 

研修後に沢山声を掛けていただきました。

それだけでも、とても救われた気持ちです。

 

わたしにとっては、「自分と向き合う」事は「自分の気持ちに気付いて、自分を取り戻すこと」だったような気がします。

今回の研修で、改めて「自分と向き合う」事を再確認できたのは、良いタイミングだったのかな。

 

職場の仲間から当てにしてもらって嬉しいけど、自分の時間もしっかりと確保して心のバランスを保っていかなきゃいけないなと思います。

 

そんな訳で、ウクレレは折角練習したけど、また封印ですw

「これからもウクレレやろうよ!」と声を掛けてもらったけどね…。

 

自分がやりたいのはギターの方だし、昔から弾けるようになりたかった曲が弾けるように個人的に楽しんでいこうと思ってます。

他にもやりたい事あるし、そっちを優先します。

こんな風に判断できるようになったのも、ひとつ変われたところです。

 

 

今月は殆ど書けませんでしたが、また少しずつ時間を見つけてブログを書いていこうと思います。

 

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すこしずつ自信回復してきたようです。

8月中は、どうにもこうにも疲れが抜けませんでした。

猛烈な暑さのせいもあったと思います。

それと、週5日ボランティアをさせて頂き始めてから、直ぐに雇用してもらえるようになり、思っていた以上に気が張っていたのかも知れません。

何だか疲れが溜まる一方だし、肩が上がらなくなったり…。

「どうしたものか…」と思っていたら、9月に入ったら体調が良くなってきました。

 

最近気付いた事ですが、鬱になる以前のように幾つかの物事を同時進行でやれるようになっていました。

鬱になって、人の名前が出てこないとか、手順が覚えられないとか…どんどん記憶力に自信がなくなっていました。

忘れてしまうとか、覚えられないと言った経験から、それが恐怖となりどんどん自分を追い込んでいきました。

だから、ひとつひとつ失敗の無いように、「石橋を叩いて叩いて…」そんな感じで生活していました。

仕事についてはさらに慎重に慎重に…「失敗しないように」って…

そんな生き方は、更に自分を追い込み苦しめていました。

 

そして…それでも上手くいかない事が多くて、どんどん鬱の沼にはまっていきました。

 

 

最近、同時進行で物事を進められるようになったのは、少しずつ自信がついてきたからかな…と感じています。

鬱症状も出ていないし、鬱の事を考えなくなった事も、今まで取り組んできた事の成果が出ているから。

鬱と向き合うと決めてから、自分の気持ちを無視してきた事に気付き…最後に残った仕事への気持ちも、介護の仕事を続けることへの罪悪感から介護の仕事をする楽しさへ意識が変わってきたように思っています。

とはいっても、今まで仕事中に考えの合わない人たちから言われ続けてきた言葉が、トラウマの様に わたしにブレーキをかけてくる事がしばしばあります。

それでも、やってみると何とかなる。

「心配してたけどできたじゃん!」

って言う経験が自信回復へつながっているような気がします。

 

9月に入って体調がよくなってきたら、あれもこれもとやってみたくなりました。

でも、焦らずにやっていこうと思います。

一歩一歩進んでいければOK。

たまには休憩もいれてね。

 

そしたらもっと、自信がついてくるんじゃないのかな…と思っています。

 

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鬱病13年目…逃げてもいい。

鬱病12年目の年末。

鬱が酷くなり休職する事になりました。

直前に主任から言われた「気付き過ぎちゃう」という言葉がずっとひっかかっていました。

「それって悪い事なの?」

「なんでみんな気付かないの?」

そんな風に頭の中がモヤモヤしていました。

 

あとは、マウントを取りたがる同僚に対してのイライラもひどかったです。

そんなところから、鬱やHSPの本を1項目ずつ読んではノートにまとめていきました。

カウンセリングでノートに感情をぶつけることを教えてもらってからは、『自分と向き合うノート』として自分の気持ちをぶつけていました。

 

そんな中、「やってみようかな」と思うようになり、このブログを始めました。

 

詳しくはこちら↓↓↓

ossanmeisocyu.hatenablog.com

 

自分の取り組みには手ごたえがあるものの、職場復帰までには至らず…

「復帰しても、同じことの繰り返しなのではないか…」と言う想いと、「何とか復帰しなくては…」という気持ちが交互にやってきて…気付けば季節は春になっていました。

 

時間は思ったよりもかかりましたが、職場復帰できる状態になり、4月から職場へ復帰しました。

 

休職中に本を読んでは まとめたノートと、それを参考に『自分の取説』のようなノートも作って、お守りの様に持ち歩いていました。

 

 

『取説』ノートには、鬱にならない為の自分ルールが書いてありました。

「自分ばかりが動かなくてもいい。人に任せてもいい。」とか…。

 

休職期間中に学んだことを実践するだけ…そうは思っても、なかなか思うようにいかなかったような気がします…当たり前なんですけどね。

 

お守り代わりのノートを持っているとはいえ、周囲に振り回されてしまう事も徐々に増えてきました。

自分で決めたルールも、徐々にその通りには行かなくなりました。

 

また、12年目の時のマウントを取りたがる同僚のマウント攻撃は無くなったものの、別の同僚が、何が気に入らないのか仕事の質問をしてもイライラされるし、どうでもいいような小さな事でも、わたしが悪いと文句を言ってくるようになりました。

同じ係を担当することになったのですが、直接わたしに話はしてくれず、もう一人の担当者が伝言にくる形でしか、仕事の情報が得られなくなり、何だか蚊帳の外にいる感じでした。

何か言ってもイライラされるだけだし、言われたとおりにやっても「出来てない」と言われるだけだし…。

それがさらにエスカレートして、他の職員のミスでも わたしに責任があると文句を言うようになり…さらにそれを自分では言わず上司に報告して わたしが怒られるという事が増えてきました。

その同僚の他に、もうひとつ わたしを苦しめる問題がありました。

それは、病気などで欠勤した職員を、本人のいないところで罵倒する同僚の存在でした。

自分自身が休職していたこともあるし、「もしかしたら自分も(鬱で)急に休むことがあるかもしれない」という心配と、「あぁ陰でこんなこと言われてるのか…。」と思うだけで辛くなりました。

 

どうも、わたしが永らくやって来た介護の考えと、当時の同僚の考えはベクトルが違うようで、わたしは彼らから見ると「長くやっているだけで何もわかっていない」という存在だったような気がします。

そう感じる度に、「ここには自分の居場所がない」「環境が変わればやれるはず」という気持ちが強くなりました。

 

 

そんな時、休職中に読んだ本に「逃げてもいいんだよ」と書いてあったことが時々頭に浮かびました。

ここで、どれだけ頑張っても、同じような結果にしかならないし、自分は必要とされていないのなら…

 

その為、「春まで頑張ったら辞めよう…そうしないと潰れてしまう。」と感じ、 「あと半年…。」「あと5ヶ月…。」そんな風にカウントダウンするのが、わたしの唯一の救いでした。

 

 

「鬱にはならない」とは思っているものの、色々なストレスからか胸の痛みやら、通勤中の独り言など、危険信号は徐々に増えていきました。。

 

今思えば、秋になるころには限界を迎えていたような気がします。

それでも、「大丈夫」「鬱にはならない」と言い聞かせていました。

 

 

11月の終わりに、妻がコロナ感染しました。

濃厚接触者という事で、わたしも仕事を休むことになりましたが、「きっと わたしの居ないところで罵倒されているのだろう」と思って辛かったです。

2~3日休んだころでしょうか…夜寝ようとするとソワソワして眠れなくなりました。

どうしてもソワソワが治まらず…居ても立っても居られない感覚で、夜中に車でドライブに出かけたりしました。

車を走らせていると、何だか涙が止まらなくなることもありました。

それが翌日も…翌々日も続き…その度に車を走らせていました。

 

待機期間も終えて、検査も陰性だったので出勤しましたが、心の方は限界を迎えていました。

徐々に朝起きられず、身体に力が入らなくなり…通勤途中で涙が止まらず引き返すことも何度かありました。

そして鬱状態が悪化して12月に入ってから休職する事になりました。

休職してからは「死にたい…死にたい…」が止まらず、身体も思うように動かなくなり…さらには腰痛も悪化してどうにもならない状態でした。

 

「何とか春までは…」と言う想いは吹き飛び、生きていく事さえ「無理」と感じていました。

 

年が明けた2023年1月。

妻と話し合い、退職する事にしました。

 

退職すると、徐々に「死にたい」ほどの鬱状態が和らいでいき、『自分と向き合うノート』を書いたりしながら、春には就職活動ができるまでに回復し、現在勤めている職場と出合ってからは、鬱症状は全くでなくなりました。

 

現在の状況を考えると、わたしにとって前の職場は本当に辛い環境だったのだと思います。もちろん、お世話になった方も沢山居らっしゃるので、全てが悪いわけではないのですが、あまりにも、介護士としての自分の居場所がなく、毎日『ダメ人間』とレッテルを張られるためだけに仕事へ行っていたような感覚です。

 

本を読んで「逃げてもいい」と言う言葉に出会っていなければ、わたしはどうなっていたのでしょうか…。

「もう限界だ」と妻に言えた事。

そんなわたしの状況を受け止めてくれた妻のには、感謝感謝です。

 

もしも、仕事に復帰せずに一年前に辞めていたらどうなっていたのだろう…?

そんな風に考えたこともありましたが、辛かったけど…今の自分に繋がる必要な過程だったのだと思っています。

 

「逃げてもいい」と言われても、「逃げた後が不安」と感じる人も居ると思います。

また、「逃げる」事が世の中のレールから外れると感じる人も居ると思います。

だから、どうしても「逃げずに真っ直ぐ一本道」しか考えられなくなってしまいます。

そうなると、どんどん自分を追い込んでしまいます。

わたしもそうでした。

 

でもね「逃げてもいい」と思うだけでも随分と気持ちが楽になりますよ。

そして、「逃げてみる」と意外と自分で気づかなかった道や、自分で塞いでしまっていた道に気付くこともありますよ。

そして、逃げてみると意外と道は続いている事に気付きました。

 

そんな事に気付けた、辛かったけど転機になった1年だったような気がしています。

 

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自分らしく…それが大事。

5月頃からかな…鬱症状は出ていません。

自分で鬱だった時のことを思い出さない限りは、鬱の事はすっかり頭から消えてしまっています。

 

鬱症状がないからと言って「悩み事がないという事はない」と言う訳ではなくて…まぁ大なり小なり、生きていれば悩みの一つや二つあって当たり前だと思えるようになりました。

現在の悩みは、「調子よくいっているな」と思っていると体に不調が出る事。

最近では朝起きたら右肩の痛みで、腕が動かなくなってしまい、整形外科を受診したら『腱板の損傷』と診断され、10日くらいは痛みも強くて腕の稼働が制限されてしまっていたけど、最近は痛みも時々感じる程度に回復してきました。

右肩が治ったら腰痛がでてきたり、熱中症になったり…。

まぁそれだけ鬱で仕事へ行けない間に、自分で思っている以上に体力も筋力も落ちていたのかも知れないですね。

 

 

もうひとつ…悩みがあったのは、仕事の事。

どうやらまた一人で難しく考えすぎていたみたい。

そして、いつもの悪い癖が出ていたのだと思う。

悪い癖…それはカンペキにやろうとする事。

 

色々と話を聞いたり、毎日仕事をするうちに、「こんな風にやらなきゃダメかな…」とか「こんな考えでやらなきゃダメかな…」とか『こうでなければならない』と考えすぎて、どうしていいか分からなくなってしまっていたようです。

 

もうすっかり吹っ切れたと思ってはいたけれど、以前の職場ではちょっとしたことでも、自分の考えにそぐわないと犯罪者のように罵倒する人が居た為に、どこかで「失敗できない」と怯えている自分が居るような気がします。

 

そんな環境だったから、余計に「このままでいいのかな?」と悩んでいました。

 

 

昨日の事です。

仕事終わりに、思い切って上司に相談してみました。

短い時間だったけど、アドバイスを貰う中で気づいたことがあります。

「それは、今の職場は職員一人ひとりが自分の持ち味をだして仕事をしている。そして、声を掛け合ってヘルプにもきてくれる。だから、自分は自分の持ち味を発揮すればいいんだ」という事。

 

やっぱりどこかで「みんなができることを自分も出来なくちゃいけない…それ以上にならなければいけない」そんな風に思っていたような気がします。

 

自分の持ち味を…自分らしさを発揮する事が、大切だったんだな…。

過去の記憶に左右されず、今を自分らしく!

もっと自由な発想でいいのかな…。

…そんな風に思いました。

 

あぁ…また自分で自分を追い込もうとしていたんだな…。

 

 

『カンペキに 』

 

そう思うのは、やっぱりどこかで人の目を、人の評価を気にしすぎているから…つまり自意識過剰な訳で…。

 

もっと肩の力を抜いていけたら、身体も傷めないのかな…w

 

それでも、鬱症状がでていた4月頃までだったら、もっと自分を追い込んでいたような気がするから、徐々に変わってきたのかな…と思うんです。

だって、以前だったら、『自分らしさを発揮するのが大切』なんて考えには至らなかったはずだから…。

 

こうした気付きがある度に、確実に一歩ずつ前に進んでいるし、変わってきていると感じています。

 

だから、焦らずに行こうと思います。

 

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