ある就活サイトに登録したら、電話がかかってきて担当のアドバイザーが付きました。
こちらの希望などをお伝えして求人を紹介してもい、面接を受けました。
先方には事前に鬱の既往があることはお伝えしてもらい、その上で「OK」だった介護施設へ面接に行きましたが、結果は2連敗…。
事前にお伝えしていても、やっぱり鬱で転職歴が多いとなかなか難しいですね。
転職サイトさんもお仕事なので、次の求人を紹介してくれたのですが、わたしの希望とはズレてきました。
「近隣は全て問い合わせた結果、ここしかないです。」と言われ…「まじか!」と焦りました。
でも前回のブログの時ほどではないケド、気持ちが乗ってこない…。
気持ちは乗ってこないケド、「ここを蹴ってしまうと…」みたいなことを言われると、正直焦ると言うか…ねぇ。
何だか断れなくて、面接を受けてみました。
面接してくれた方々はとても話しやすくて、職場の雰囲気も良かったです。
何より鬱の既往も分かってくれていて、「少しずつ仕事を覚えていってくれたらいいから」という感じでした。
面接は鬱の話が大半でした。
2名で面接をしてくださったのですが、年配の方が仰っていることが「この感じ久しぶりだな…」と感じながら面接を受けていました。
「この感じ…」と言うのは、「鬱のこと、分かってないんだな…」というところ。
鬱になった当初、一番辛かった「この感じ」。
精神論と言うかね…
言いたい事はわかるんです。
「精神的に辛い何てみんなそうなんだ」とかね。
昔だったら、そんな事言われたら自分を押さえられなくなっていた。
うん…大爆発していたと思う。
もしくは、死を選んでいたと思う。
でも、今回は面接ってこともあったかも知れないケド、「この感じ久しぶりだな」「まぁ色々考え方、感じ方あるよね。」って感じていたんです。
もちろん、面接してくれた方がそんな発言をしたのは、採用するにあたってお互いの不安要素を取り除く為に言ってくれていたというのも感じていました。
だから、面接中だけど「あれ?変わったな」と自分の変化を感じていました。
確かにね、鬱になっては仕事を辞めて(そうせざるを得ないくらい症状が酷かったんですけどね)、遠回りして遠回りして…と言う現実はあります。
でも、「やっとこんな風に感じられるところまでこれた」と言う方が自分としては大きいように感じています。
こんなに遠回りしなくても、変われる人も居るのだと思います。
そんな事お構いなしな人も居るのかも知れません。
でも、わたしには沢山の時間と経験が必要だったのだと思います。
いやこれも、そう思えるようになったのだと、変わったのだと思います。
せっかくお時間を頂いたのだけど、やっぱり自分の気持ちを大切にしたいので、今回もお断りしました。
そして、アドバイザーさんには「少し時間をおきたい」とお伝えしました。
焦っても、続かないんじゃ意味がないですもんね。
自分の変化に気付けたというだけでも、面接を受けてみてよかったのだと思っています。
これからまた頑張れそうです。
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